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ロンドン留学日記→帰国後はイギリスかぶれ英語教師の日記


by londondays
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後ろ蹴り?

ついさっきコンピューター室まで行こうとする途中。
前にお兄さんが歩いていて、ドアが行く先にあったわけです。私は彼のすぐ後ろを歩いていたってわけでもなかったので、彼はドアを私のために押さえてくれなかったわけです。

と、思ったら。

お兄さんはドアを通過した後、おもむろに足でドアを後ろ蹴り!!
私が後ろから来ていることにドアを通過した後気づき、まずい!と思ったんでしょうね。
彼は手に荷物を抱えており、とっさに足が出てしまったのかもしれません。
しかし・・・
足でドアを開けられた私としてはかなりびっくりなわけで。
「Thank you」と言ったところ、お兄さんも「やっちゃった!(恥)」って顔をしてました。

よくガイド・ブックに載っているように、こっちではドアを次の人のために押さえておく、というマナーがあるらしいのですが、そして私もドアを通過するときは後ろから人が来ていないか注意しながら通過しますが、結構知らんぷりしてドアを押さえない人もいます。特に女の人。この「ドアリレー」(?)に慣れると、前の人がドアを押さえないとちょっとムッとしたりするほか、私がドアを押さえている間に次の人がドアの「バトンタッチ」をせずに通過し、私が数人のためにドアを押さえておかなきゃならないことがあり、これもややムッとするときがあります。当たり前のように通過されると・・・これまた特に女性(知らない人でThank youの一言も無いと・・・)。
そしてやや面倒くさいのが、まだドアまでに距離があるのに、前を歩いていた人(特に男性)が笑顔でドアを開けて待ってられること。ちょっと申し訳ないので走ってドアを通過しなくてはならないわけです。

これまでの観察の結果、前を歩いているのが男性で、後ろから来るのが女性の場合、前を歩いている男性がドアを開けておかないのはかなりのタブーのようですね。なので、後ろ蹴りでドアを開けてくれたお兄さんも「まずい!」と、とっさに思ったのでしょう。
いろいろ面倒くさいし、逆に不便だったりすることもありますが、ちょっとした親切心を表現できるっていうのは、そして表現されるのは気持ちのいいことです。
やっぱり人間、非合理も大切ですね。
イヤ、後ろ蹴りには度肝を抜かれましたが・・・
by londondays | 2005-01-27 22:43 | ロンドンの日々