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ロンドン留学日記→帰国後はイギリスかぶれ英語教師の日記


by londondays
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目が覚めました。

昨日は論文の書き方のクラスを受けました。今週からはドイツ人の先生、モニカのクラス。

モニカは、Presessional(入学前の準備コース)中にもドイツ人らしい(?)完璧なFeedbackをしてくれた、頼りになる先生であり研究者(Ph.D)です。
私はPressional中にもかなりお世話になりました。
そんなモニカの昨日の授業のコンセプトは「Writing to learn」。
Writingは完成させるProductではなくて、学ぶためのものである!という。
このコンセプトは私にとって特に新しいものではありませんでしたが、この授業、私にとってかなりお役立ちでびっくり。

私は現在秋学期の課題論文に取り組んでいるのですが、全く書き始めていませんでした。というか、何を書けばいいのかわからず、文献を読んで読んで、でも何を書きたいのかわからなくて・・・という状況。一応アウトラインは決めていたのですが、書き始めることができなかった訳です。

そんな中受けたこの授業。
実際に書くActivityがあり。「とにかく7分間で何か書け!」と。
私は「何かってなんだよ~」と思いながら、課題論文のIntroductionを書いてみました。
今まで「何書けばいいのかわからない!」と悩んでいたのに、実際に書き始めると不思議と次々と書きたいことが出てきました。その瞬間は、本当にマジック。
書くとともに、何が欠けていて、リーディングで何を読み取ればいいのか、どんな調査がさらに必要なのか、自分の焦点は何なのか、次々とわかってきました。頭のなかでモヤモヤしていたものが目の前にパッと現れた感覚。今までの私は、焦点がわからないままリーディングをしていたんだってことがわかりました。そりゃあ得るものが少ないわけです。

おかげで昨日から実際に論文を書き始めることができました。モニカ万歳!!
夏のPresessionalから長いこと論文を書いていなかったので、書き始めるのを怖がっていたところもあったかもしれません。
ここでQuotationをひとつ。
"Any workingday on which you did not write was a day on which you were not doing your job properly."
(Course Handbook 2002/2003, MA in Comparative Education, IoE p.73.)
がつーん。これからがんばります、5000字。はい。

Institute of Education, University of Londonが論文の書き方に関するサイトを最近立ち上げたようなので、英語論文で詰まっている人はこっちもお役立ちです。
by londondays | 2005-02-16 22:48 | 大学