魔笛@Royal Opera House☆
2005年 02月 25日
ついにRoyal Opera Houseでモーツァルトの『魔笛』(Die Zauberflote)を見てしまいました!!
これは絶対絶対見たかったオペラ。そして人生初のオペラです☆☆☆
この日はリーディング・アクター二人が病気で代役を立てての公演でしたが、想像以上に本当にすばらしいオペラでした。
なんといっても「パパゲーノ」!!
パパゲーノ役の歌い手がすごく良い声で、演技もずば抜けて上手かったです。すごく太くて安定した声を出すのに、細くて、ペタペタ歩いて、「もうヤダーッ!」ってごろーんとステージに寝転がる時とかすごく可愛くて可笑しかったです。
舞台装置も豪華で、夜の女王が出てくるときには大きな月のライト(?)、サラストロが出てくるときには大きな太陽のライトが出てきて圧倒されました。(半分しか見えなかったけど・・・。)また、タミーノの冒険を手助けする3人の少年が翼のはえた貨車で上から登場したり、壁が両脇や上からドーンと出てくるところもすごかったです。
そして、もちろん夜の女王のアリア!人間の声でこんな音を出すことが可能なのか!と感動。歌声というよりも、フルートの演奏を聴いている感じでした。そして女王が音階を変えながら自分の娘を叱り付ける歌声は「確かに母親が怒る時ってこんな感じだよなぁ~」と思ってしまいました。映画『アマデウス』で、義理の母親がモーツァルトを責め立てるところからこの夜の女王のアリアに場面が移り変わるシーンを思い出しました。
あと好きだったのは「パパゲーナ」と「モノスタトス」。
「パパゲーナ」は一人だけ現代衣装であるピンクのミニスカート。はじめはサングラスにスカーフを巻いていたのですが、最後ですべてはずすと本当に可愛い女性でした。
「モノスタトス」はもう見かけからして面白かったのですが、ヒョコヒョコ歩いて、同じような見かけの子分(?)と一緒に魔笛の効果で踊りだしてしまう場面が本当に可笑しかったです。
すべてドイツ語で劇は進み、字幕(英語)はステージの上と、席の前にありました。
字幕を見ながらの観劇でしたが、途中字幕を見るのも忘れるくらい歌も劇も素晴らしかったし、すごく笑えました。
ちなみに今回私が取った席は21ポンド(4200円)。一階サイドにあるrestricted view、つまり部分的に見えない所のある席です。はっきり言ってかなり見えないことがありました。サイドなので脇が、そして奥なので上が見えない。そのかわり舞台にかなり近く、役者の表情ひとつひとつがはっきりと見えました。
予定を立てて見に行くのが苦手な私が取ったチケットはDay Ticketと呼ばれるもので、公演のある日の朝にBox Officeで買うタイプのものです。毎日Day Ticket用に何十席か用意してあり、Box Officeが開く10時に早くいい席を取るために今回は1時間半前から(つまり午前8時半から)Royal Opera Houseの入り口前(外)で列に並びました。寒かった・・・。だって、雪降ってるし。でもでも、その価値は大いにありました!!
実はこのDay Ticketを取るついでに『蝶々夫人』のチケットも取ってしまいました。これはずっと立ちっぱなしの11ポンド(2,200円)の席(というか場所?)です。こっちも楽しみ☆
というわけで、耳も目もrichになった気がした夜だったのでした。
これは絶対絶対見たかったオペラ。そして人生初のオペラです☆☆☆
この日はリーディング・アクター二人が病気で代役を立てての公演でしたが、想像以上に本当にすばらしいオペラでした。
なんといっても「パパゲーノ」!!
パパゲーノ役の歌い手がすごく良い声で、演技もずば抜けて上手かったです。すごく太くて安定した声を出すのに、細くて、ペタペタ歩いて、「もうヤダーッ!」ってごろーんとステージに寝転がる時とかすごく可愛くて可笑しかったです。
舞台装置も豪華で、夜の女王が出てくるときには大きな月のライト(?)、サラストロが出てくるときには大きな太陽のライトが出てきて圧倒されました。(半分しか見えなかったけど・・・。)また、タミーノの冒険を手助けする3人の少年が翼のはえた貨車で上から登場したり、壁が両脇や上からドーンと出てくるところもすごかったです。
そして、もちろん夜の女王のアリア!人間の声でこんな音を出すことが可能なのか!と感動。歌声というよりも、フルートの演奏を聴いている感じでした。そして女王が音階を変えながら自分の娘を叱り付ける歌声は「確かに母親が怒る時ってこんな感じだよなぁ~」と思ってしまいました。映画『アマデウス』で、義理の母親がモーツァルトを責め立てるところからこの夜の女王のアリアに場面が移り変わるシーンを思い出しました。
あと好きだったのは「パパゲーナ」と「モノスタトス」。
「パパゲーナ」は一人だけ現代衣装であるピンクのミニスカート。はじめはサングラスにスカーフを巻いていたのですが、最後ですべてはずすと本当に可愛い女性でした。
「モノスタトス」はもう見かけからして面白かったのですが、ヒョコヒョコ歩いて、同じような見かけの子分(?)と一緒に魔笛の効果で踊りだしてしまう場面が本当に可笑しかったです。
すべてドイツ語で劇は進み、字幕(英語)はステージの上と、席の前にありました。
字幕を見ながらの観劇でしたが、途中字幕を見るのも忘れるくらい歌も劇も素晴らしかったし、すごく笑えました。
ちなみに今回私が取った席は21ポンド(4200円)。一階サイドにあるrestricted view、つまり部分的に見えない所のある席です。はっきり言ってかなり見えないことがありました。サイドなので脇が、そして奥なので上が見えない。そのかわり舞台にかなり近く、役者の表情ひとつひとつがはっきりと見えました。
予定を立てて見に行くのが苦手な私が取ったチケットはDay Ticketと呼ばれるもので、公演のある日の朝にBox Officeで買うタイプのものです。毎日Day Ticket用に何十席か用意してあり、Box Officeが開く10時に早くいい席を取るために今回は1時間半前から(つまり午前8時半から)Royal Opera Houseの入り口前(外)で列に並びました。寒かった・・・。だって、雪降ってるし。でもでも、その価値は大いにありました!!
実はこのDay Ticketを取るついでに『蝶々夫人』のチケットも取ってしまいました。これはずっと立ちっぱなしの11ポンド(2,200円)の席(というか場所?)です。こっちも楽しみ☆
というわけで、耳も目もrichになった気がした夜だったのでした。
by londondays
| 2005-02-25 02:45
| 演劇