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ロンドン留学日記→帰国後はイギリスかぶれ英語教師の日記


by londondays
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ついに帰国です。

あと数時間でロンドンを発ち、日本に帰ってきます。

一年間の予定の留学で、結局1年5ヶ月間ほどロンドンに居座った私でしたが、ついにロンドンを離れる時が来ました。
・・・あと数時間だって言うのに、なんだか実感がわかないなぁ。

すごく濃い一年(と5ヶ月)で、長かった気もするけれど、やっぱりあっという間だったかな。

一年前ロンドンに降り立った瞬間、すごくわくわくした。
不安で心細かったのは、成田から韓国に行く間。
韓国で乗継してからは、なんだか吹っ切れた気がしたような。
隣に座っていたバック・パッカーの女の子と仲良くなって、一緒にロンドン中心地まで出てきたっけ。

翌日から大学の準備コースが始まって、大切な友達がたくさんできた。
ドイツ人の英語の先生の授業で、頭が痛くなった。
最初のプレゼンテーションは、大英博物館で準備したなぁ。
ハリー・ポッターを11ポンドも出して見た。
日本の大洪水にびっくりした。
「のど自慢 in London」で歌った小林幸子の「雪椿」でホームシックになりかけた。
新潟の大地震で完全にホームシックになった。
酔っ払って警察官に絡んだ。
修士課程が始まったら、もっとたくさんの友達ができた。

ここでの友人は、本当に一生モノだと思う。
もちろん日本の友達も一生モノだけど、たった一年間くらいで、こんなに大切な友達ができるなんて思ってもみなかったから。
特に私は基本的に人との距離を置く性質な上に面倒くさがりなので、一年間くらいで心が通う友達が出来たなんて、本当に奇跡に近い訳で。

今、思い出しながら書いていたら、なんだか実感が沸いてきました。
ああ、もうロンドンを離れちゃうんだなぁっ。

修士過程が始まってからは、12月までは結構のんびりしていたけど、1月からは修士論文を書き終わる9月までかなり忙しかったですねぇ。
1月からあんまり楽しい思い出が無いような・・・。
途中旅行に行ったりもしたけれど、やっぱり学業がずっと気になっている状態でした。
フランスでも、ハンガリーでも、突然論文のことが心配になって、吐きそうになったっけ。
それくらい、学期中はストレスが溜まったし、ずっと不安な状態でした。
修士論文が終わってからの一人旅でも、時々論文の結果が不安になりましたけどね。

すべてが終わった今は、それも含めて、大切なロンドンの思い出です。

そろそろ空港に行く準備をしないと。

さよなら、ロンドン。
楽しい思い出をありがとう。
また、挨拶くらいはしに来るからね!!
by londondays | 2005-11-19 00:04 | ロンドンの日々