ロンドン留学日記→帰国後はイギリスかぶれ英語教師の日記


by londondays
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停電パニック

朝起きてすぐ、何かがおかしい気がしました。
  
吹雪で朝からうるさいし暗いのに、家の中はなんだか静か。
不思議に思ってパジャマのまま居間に下りていくと、
テーブル中央に蝋燭が静かに灯っていました。

新潟市を中心とする新潟県の下越地方広域で停電が始まったのは、午前8時半ころ。
この停電が長期戦になるとはこの時思ってもみませんでした。

電気がないと何もできない状況に唖然とするしかありませんでした。
まず、電気ストーブが点かない。
寒い。
なんてったって吹雪の日に、暖をとるものがないのが辛い。
電話も、鳴らない。
幸いガスと水道は通常通りだったので、料理で困ることはあまりありませんでした。
水で食器を洗わなくてはならないということと、
電子レンジ・炊飯器が使えないということを除いて。
これがオール電化とかだったら、本当に大変だったかも。
情報はラジオで聞くしかありません。
が、新潟県の一部で起きている停電程度にはどの局も時間をさかないらしく、
唯一絶えず情報を流していたFM新潟をずっと聞いていました。

11時ころ、弟が新潟駅から電話してきたので家族で車で迎えに行きました。
学校は臨時休校、JRは在来線全線運転休止、新潟駅の電力も危ない状態。
家から新潟駅に向かう途中、なるだけ動いていない信号機にあたらないよう、
バイパスを使って近くまで行ったものの、新潟駅周辺の信号機がいくつも停止していました。
警察官が交通整理にあたっている交差点はほんのわずかで、交差点もやや混乱状態。
しかも暴風で車体も揺れる揺れる。

弟を無事確保(?)してから、近くの大型スーパーで石油ストーブを探してみるものの、
どうやら開店と同時に売り切れたそうです。
考えることはみな同じ・・・。
寒さだけは我慢できませんからね。

しょうがない、と肩を下ろして食料品を買っていたところ、
電力が復旧していたスーパーがまたしても停電しました。

「あぁぁぁーっ!」

電気が落ちた瞬間、つい叫んでしまった私と母。
すばやく弟が、

「今、『あーっ!』って言ったの姉ちゃんと母さんだけだよ・・・」

と冷たく言い放ちました。
電気が急に落ちても意外とみんな冷静なのね。
一瞬暗くなった店内は自家発電(?)で一部だけ電気がすぐ点き、
レジもきちんと動いていました。
イトー・ヨーカドーは電卓で業務を続行したようですが・・・
そのスーパーは正午で営業を停止していました。
スーパー内のテナント部分は暗く、店員が薄闇の中うろうろしていました。

昼食は、蝋燭の灯ったテーブルで、鍋で炊いたご飯を食べました。
蝋燭の火がゆらゆら・・・
静かに昼食を済ませ、やることがないのでラジオを聞きながら蝋燭を見つめるしかありません。
まだ早い時間なのに、暗くて読み物をするのも難しい。
何度か一瞬電気が点くことがありましたが、すぐ停電に逆戻り。
寒い。
なんてったって寒い。
足元を暖めるための小型ガスストーブを点けても、
部屋はなかなか暖まりません。

と、言うわけで不貞寝。
眠ってしまえば寒さも和らぐかと布団に包まって見るものの、
やっぱり寒い・・・。
寒い寒い寒い!

寒さをこらえながら目をつむって布団に包まって1時間、
ストーブに主電源が入った小さな音が聞こえた気がしたのですぐストーブをつけました。
この時午後2時40分ころ。
しばらく安定して電気が供給されたので、調子に乗ってストーブを点けたまま眠りました。
気がつくとストーブが消えていたので、その後何度か電力が落ちた様子。
しかし、我が家は午後2時40分ごろから比較的電力が安定して助かりました。
午後11時になっても6万戸が今だ停電状態だった様子。
一人暮らしのお年寄りを非難させたりという措置も取られたそうですが、
電気がないと本当に寒いので、被害が出ていないか心配です。

いやぁ、こんなに長時間停電を経験したのは初めて。
一時間やそこらならまだしも、数時間続くとかなり辛いことが分かりました。
なんてったって寒い。
母が用意していた「防災袋」もいくつか欠点が見つかったので、補充予定が立ったようです。
大きめの照明、ガスボンベ、電気のいらない暖房器具などなど。
私としては「便座カバー」を装備したいところです。

ちょっとしたパニック状態だった新潟市からお届けしました~。
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by londondays | 2005-12-23 03:19 | 日本の日々