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ロンドン留学日記→帰国後はイギリスかぶれ英語教師の日記


by londondays
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ちょっとしんみり。

昨日、大量の寮の住民が帰国してしまいました。

仲の良かったキプロス人、ステラも帰国。
近くの地下鉄まで荷物を持って見送りに行き、ハグしてさよならしました。
涙涙。
本当にこの子は良い子でした。
すごく周りに気を使ってくれる子で、日本人みたいな雰囲気もあり。
よくギターで弾き語りをしてくれました。

そして今日は、同じく仲の良かったギリシャ人のフォティニがお国に帰ってしまった。
ご両親がロンドンに来てて、一緒にタクシーで寮を去ったフォティニ。
「ああ、あなたがlondondaysなのね。話は娘から良く聞いているわ。」とお母さん。
ちっちゃくて可愛くて、繊細な子でした。
またまた涙涙。

今回は、絶対絶対泣きたくなかったので、私はこらえてみました。
笑顔で見送りたかったし、もう会えないなんて思いたくないから。
でもこうやって思い返して、本当にいなくなっちゃったのかと思うと、寂しくて涙が出ちゃう・・・。
だって、一年近く一緒に生活してきたんですから。
一緒にご飯食べて、映画を見に行ったりして、パーティーして、くだらない話で盛り上がって・・・

一緒によくピンポンをしたJamesも、ギリシャの漫才(?)を教えてくれたマリオスも、遠くから名前を呼んでくれたクセニア(キプロス人)も、ピンポン勝負したイギリス人たちも、みーんないなくなってしまいました。ええ・・・。

寂し・・・。
なんだか心が寒い。
穴が開きまくっています。
使い古したスポンジ。
穴あきチーズ。
忘れ去られたドーナッツ。

がっくし。

そして、いなくなった友達らと入れ違いに、語学学校の子どもたちがやってきた。
イタリア人の大集団。インドネシアの子ども。台湾人のグループ。

と、その中に見慣れた顔が。
「あれ、マッシモじゃない??」
マッシモは、イタリアの野獣使い。つまり、子どもたちを引率する先生です。
彼は毎年学校の子どもをつれて、我が寮に滞在するのです。
去年の今頃、私は彼に会っていたのでした。
「おー!!!去年会ったよね!!っていうか、名前覚えててくれたんだ!!」
マッシモは私の名前を覚えていませんでした。別にいいんだけど。
結局2時間話しこんでしまいました。
しかし、懐かしい。
あのころ、私は友達もいなくて、寮にもなかなか馴染めなくて、でも新しい生活にワクワクしてたっけ・・・。

もう一年も経ったのか、早いなぁ、と思いました。

昨日は夜中まで引越しをして、上の階の部屋に移りました。
残っている学生はわずかで、みんな仲良し。
なので、仲の良い友達たちと近くにいられて楽しくもなりそうです。

明日から気分を入れ替えて、いろいろ始動させようと思います!
by londondays | 2005-07-04 03:16 | ロンドンの日々